2007年09月23日
灯り

とても秋らしい陽気
だったので、秋らしく!?
フィンランドの巨匠アキ・
カウリスマキ監督最新作
『街のあかり』
http://www.machino-akari.com/
レイトショーに行ってきました

フィンランドのヘルシンキに、
一人の男が静かに生きていた。
男には友人はいない、愛する人も、見守る家族もいなかった。
文字どおり一人ぼっちの世界を生きていた。海辺でソーセージ屋を営む女だけが
彼を見つめていたのに、その店のあかりは彼の眼には入らなかった・・・・・
孤独に生きる世界は、あかりのまったく灯らない冷え冷えとした世界。しかし正
しき者に幸せは訪れる。そしてやがて訪れる無垢なる愛

灯していく様に、人間の誠実さがとても清らかに映る。
けっして客に媚びないストイックな映像。大きな希望も小さな希望も現実の中に
しかない事をラストでみせられた(けっこうマニアックな映画。そんなのが滅茶苦
茶好きなんです僕は。。。。。。)
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